LINEはPeer to Peer

ピアツーピア、Peer to Peer、P2Pなどと表記される分散型のネットワーク技術である。スマホを買い替えるとき電話帳や写真などほとんどのデータは、簡単に引き継げるのに対し、SUICAやLINEはちょっとひと手間必要だ。前者はそのデータがクラウド上にあるサーバに保管されているため、端末のスマホにいつでもダウンロードできるのに対し、後者はP2Pなので端末がなくなるとデータは自分のところからは消えてしまう。だからいったんサーバに預け(アップロードし)再度新しい端末にダウンロードしなくてはならない。

 

これはLINEのトークとよばれるコメントのやり取りデータのことであり、登録した「友だち」データなどはLINE社のサーバに中央管理されているので、お預け作業なしでデータ移行が可能だ。

 

LINE社が中国のサーバを利用していたことが大問題になったが、これは友だちデータやKEEPと呼ばれる写真やファイルのクラウドお預かりサービスのデータと思われる。

 

LINEトークはP2Pなので、スマホが壊れると消えてしまう。しかし、友だちのスマホには、そのまま残っている。自分は消したつもりでも、相手に証拠として残ってしまうのだ。これがブロックチェーンの相互確認アルゴリズムである。

 

相手のスマホからも消してしまいたいときは、24時間以内なら「送信取消」という機能がある。これは以前例会で紹介している機能である。

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コメント: 2
  • #1

    和田昌幸 (土曜日, 26 6月 2021 11:51)

    残念ながら6月例会に出席できず、すみませんでした。
    私はLINEのトークは家族とは頻繁にメール、�で利用していますが、常に着信や返信を気にかけるのが煩わしいので、友人等とはなるべくeメールでのコミュニケーションにして、時々チェックすることにしています。急ぐときは電話ですが。
    ところで、PCでもLINEができることは知っていますが、煩わしさを恐れて設定していません。もしPCでの経験談等お持ちの方は教えて欲しいと思います。

  • #2

    笹井修一 (日曜日, 27 6月 2021 23:11)

    和田さん、コメント多謝。
    LINEの煩わしさとは、プッシュ通知のことでしょうか?ところかまわずスマホが通知音を発するのは、たしかに煩わしく、かつ同席の人様に失礼ではと感じることもあります。そうであれば、通知が来ないように設定してしまえばいいように思いますが。パソコンのメールアプリもスマホに着信通知がでるように設定できますので、実は両者に違いはないように思います。
    ボクはパソコンにもLINEアプリを入れていますが、利用頻度は低いものです。パソコンでは使えないLINE機能があったりしますし。何人かのLINEトークを同時に表示して、その内容をコピペしたり参照しながら、一つのドキュメントを作成する時などに使う程度でしょうか。