2023年6月例会

2023年6月19日 午後2時~3時20分 Zoomミーティング

参加: 鷹、山脇、杉山、川田、大塚、田中(邦)、元、和田、三木、笹井

 

【テーマ: 生成AIの倫理的側面】

難しいテーマではあるが、それぞれ意見を述べ、最後に会長が総括した。

  • 三木: 翻訳はこれまでの翻訳ソフトに比べ、格段に良い。株価などの予想は答えない。使うことに熱中、倫理的側面は考えてない。
  • 元: 著作権など確かに問題。自動運転は狭い日本で本当に必要かと感じている。
  • 和田: AIの怖さは倫理などわきまえない悪人が悪用すること。法律はど うしても後手後手。
  • 田中(邦):便利さと危険は表裏一体。脱税指南もやりかねない。AIの制御が必要。
  • 杉山: 有名人は別にして、一般人の個人情報はChat-GPTに問うても、かなりでたらめ。また個人情報に踏み込んだことはChat-GPTは答えないのでその点に不安はない。しかし世界に後れを取った日本のIT業界がラストチャンスとばかりAIにとりくみはじめたことは注目される。
  • 大塚:使う人間がしっかりせねば。教育が大事だ。安全面に配慮するよう作らないと、戦争も起こしかねない。
  • 山脇: 発展スピードが速く、AIの問題もすぐそこの課題になっている。
  • 鷹: AIを使ったアバターでのお見合いアプリなど、驚かされる。AIが学習する過去のデータに誤りがあればたいへんなこと。余談ながら新車のバックセンサーをオフにしたら、すぐに門扉に接触してしまった。
  • 笹井(会長):生成AIの倫理側面をChat-GPTに問うてみた。3つの側面を上げてきた。
  1. 個人情報流出の懸念(医療データやSNSでの政治的発言や性的嗜好など)
  2. 過去の学習データに含まれるバイアス (人事採用で過去に人種差別的傾向があったなど)
  3. クリティカルな判断の責任の所在など。(AI運転による車の事故回避で他人を傷つけるなどした場合の責任など
  • さらにこの半年でChat-GPTを作ったOpen AI社のCEOが2度も訪日、Softbank孫さんと会談するなどAI規制のない日本での活動が目立つことなども気になることである。

 

次回はネット広告のブロックについて